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  • グレース 椿宮-Grace Tsubaki-

遠い先をみるとぼやけて不安になる - 少し先をみる

将来の不安、これからの運勢や運気など「未来」の鑑定の依頼は多くありますが、先を知りたい方や先の不安を感じている方に共通していることは「遠い先をみている」ということです。


例えば、今あなたは船で海上を漂流していて、陸地にたどり着きたいけれど東西南北もわからない状況にいるとします。

遠い先に陸地があったとしても、「陸地があるはずだ」と、そこばかりをみるとなんとなく何かがあるのはわかるがぼんやりしか見えないーあるいは何も見えないー霧で見えない。

期待する求める気持ちでいっぱいになり、本当にそれが陸地なのか、確かめたくなって焦ります。でも、それが陸地じゃなかったらどうしよう。


そんなふうに思うものです。


人生も同じで、あまり遠い先をみていると、そこに焦点があたるのはいいのですが、あまりにもぼんやりしすぎていたり、今と直接的に繋がらないために実感やイメージができなかったり、望んでいない先だったりすると、期待した反動で不安だけが押し寄せてきます。そうなると、安心しようとしてもっともっとと先を細かく知りたくなります。

そういう心理が発動します。


まだ触れてもいない先のことを考えて不安になることは不要なことです。そのときになったら考えればいいことです。


そうではなく、少し先をみるー少し先というのはせいぜいい1年間でしょうか。そうすると、何をするのが良いかーどういった準備が必要かなど、具体的な行動を決めることができ、実行することで感触も得られます。


遠い先をみて不安に怯えることをやめて、期待しすぎず、少し先をみて着実に歩みを進めると、軌道修正も小さな成功もしやすくなります。






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