- グレース 椿宮-Grace Tsubaki-
運気・運勢について
運気の良し悪しを聞かれることが多いのですが、そのたびに説明をしなければならないことに、つい、息が漏れてしまうことがあります。
運気・運勢は良い悪いではありません。魔法でも罰でもありません。
どういった特徴と傾向をもった流れなのかということです。
それぞれの性格や気質や環境において、どのように影響するかということで、流れそれぞれに過ごし方があります。
例え、俗世間でいう「良い」という運気であっても、そこにあぐらをかく・自分は凄いと傲慢になる・努力を怠る・人を慮らないといった過ごし方をしてしまえば、当たり前ですが、その後の人生は良いものにはなりません。人も離れていきます。
その時はよくても、後でその分の歪が必ず現れます。
逆に、「悪い」と言われる運気でも、耐えて腐らず前向きな姿勢で努力を重ねることで流れが変わったときに花開くものです。
運気を良くする、運気アップという言葉をよく見聞きしますし、実際私もそういった記事を書いてきましたが、運気や運勢は「そういうことではない」のです。
バイオリズムと言い換えた方が理解しやすい方もいらっしゃると思いますが、日々、体調や天気が変わるようにバイオリズムは誰にでもあって日々、時間ごとにでも変化しているものです。
快晴の日は洗濯物を干そう、外出しよう、雨の日は傘を持ってでかけよう、豪雨や台風であればレインコートや長靴で出かけよう...と、予報をみて準備します。
それと同じことです。
「気の運び方、運ばれ方」
「勢いの運び方、運ばれ方」
と表現する・理解する方が良いかもしれません。
