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  • グレース 椿宮-Grace Tsubaki-

苦しみから抜け出す方法は2通りだけ -②行動力と実行力で抜け出そうとする人

迷いや悩み、問題や課題の苦しみから抜け出そうとするとき


①抜け出したいのか

②逃げ出したいのか


まずはここが重要になると思います。


①は解決するという過程があります。

②は放置するという行動になります。


当然ながら、放置して解決することもあります。

これは、自分以外の人のこと、自分以外のところで起きていることに対してのこと。


「自分の人生に関わること」なのか

「自分がどうにかしなければならないこと」なのか

「自分の問題」なのか


「誰の問題なのか」

この分別ができていない状態で焦っている、不安になっている人もいます。


自分以外の人のことに深入りしてどうにかしようとすることは間違っています。

それが組織内の与えられた立場で業務である場合は別ですが。

その人がやるべきことを奪うことになり、その人の成長を止めることになりますから、この分別は自分にとってとても重要なことです。


頭で考えるだけでなく、紙に「起きたことと自分の相関図」を書き出すこともだいじなポイントです。


・何が起きたか

・誰/何が関わっているか

・自分の立ち位置

・自分は何をしたか

・誰/何のどこが問題なのか

・自分はどういう感情でいるか

・自分は何を望んでいるか


など、書き出して、人が関わっていることであれば、人間関係の相関図もつくると良いでしょう。


<②行動力と実行力で抜け出そうとする人>

人は、過去に成功したやり方や考え方で動く習性があります。行動力と実行力に優れた人は、迷いや悩み・問題や課題に対しても動いて乗り越えようとします。


行動力と実行力で抜け出そうとする人は、自分の動きが上手くいかなくなると、もっともっとこれでもか!とムヤミヤタラに動いてしまったり、自信をなくして動かなくなってしまうかのどちらかに陥りがちです。


過去は過去、今は今。

トキは流れていて世の中も自分も自分以外の人も変化しています。水や海が同じ状態になることは二度とないように。

自分は変わっていなくても(変わってないと思っていても)、周りは変わっています。

例えば、家族でも仕事でも変化を続けています。周りの人は考え方も変わっています。


その中で、迷いや悩み・問題や課題が出たというならば、たとえあなた自身が変わっていなくても、自分以外は変わっているということですから、それに合わせる必要も生じているということ。

つまり、これまでのやり方や考え方では通用しなくなった、ということです。


まず、思い込み・決めつけなど今までの思考を一旦横において、「何が起きているか」をじっくり観察することがだいじです。


自分は、誰/何にどうしたか。観察することです。


例えば、相手がいるトラブルの場合は、すぐに対処することが悪化させないコツですが、行動力と実行力のある人は、こういうときでも無意識で自分の立場・考え・やり方を主張しがちになり、その時は上手くいっても、問題は解決していませんから同じことが繰り返されます。


すぐ動く人は、まず、前述した「起きたことの相関図」を書き出すことです。

そこで、相手の立場や状況・心情も弁えたうえで動くことが必要です。


こういった、全体を見渡した相関図を頭に入れて、自分の考え方とやり方を進歩させたうえで、行動力と実行力による対策をすることが求められています。


















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