地球儀の魅力 - 地球儀を眺める薦め

私は子どものころから地球儀を眺めることが大好きでした。宇宙や空や天体や世界が好きな父の影響です。

古い地球儀をみると、今とは国名や地形が違うなど、さまざまな変化をみることができます。そして、なんとなく、人類の足跡とか歴史に触れるロマンが広がります。

私が地球儀をみるときは、そんな思いを馳せるときと、もう一つは、世界一の不幸者と思ったとき。（実際、本気で世界一の不幸者だとは思っていません）

落ち込んだり、どうしても受け入れられないことがあったときに、地球儀を眺めます。

そして、私がいる場所を爪楊枝の先で突きます。

そこでこう思うんです。「私は今、こんな大きな地球のなかの、陸地のなかの、たくさんの国のなかの日本の、東京の、〇〇区の、〇〇の、こーんなちっぽけなところの、たった一人の私という人に起きた、ちいさなことで、いったい何を悩んでいるんだ？」と。

これが誰にでも通用するとは思いませんが、真剣に思い悩んでいたことがばかばかしくなり、そんなことで自分を悩ませるのはやめよう！と顔を上げることができます。

地球儀には、ロマンをみせてくれる魅力と視野を広げさせてくれる、自分自身を見つめさせてくれる魅力が詰まっています。