- グレース 椿宮-Grace Tsubaki-
人間は「作って遺す」生き物。それが人間の営み。
私は、自分の調子を確かめたいとき・頭や気持ちが煮詰まったとき、何かを作ります。
何かを作っている時間は、何かを考えることもなく、黙々と、ただひたすら手作業だけが進みます。
何かを考えることもなく・黙々とただひたすら目的に向かって手を動かす
そういう時間をもつことで、そのときの自分をクリアにする
その時間を経て出来たもので、そのときの自分の調子をみる
そんなことをしながら思うのは
人間て、何かを「作って遺す」生き物なんだな、ということ。
建物をつくる
社会をつくる
法律をつくる
料理をつくる
子どもをつくる
お金をつくる
着るものをつくる
履くものをつくる
家族をつくる
友達をつくる
野菜をつくる
曲をつくる
書物をつくる
文明をつくる
・・・etc・・・
あらゆるものを作り
それが遺るようにする
そう考えると、「何かを作る」そして「遺す」ことは、どの人にとってもとてもだいじな、人間として基本の営みなのではないかと思うわけです。
あなたは何をつくりますか。何をつくりたいですか。何かをつくってみませんか。
