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人生成功レシピ④:つまり。引き寄せたいのは「最高で最強で素敵な自分」

  • 執筆者の写真: グレース 椿宮-Grace Tsubaki-
    グレース 椿宮-Grace Tsubaki-
  • 10月30日
  • 読了時間: 5分

思うのです。


引き寄せの法則、あなたも1年で億万長者になれる、賢者の言葉とか、量子力学や脳科学の解説を入れて説明してくれるものもたくさんあります。

ほぅほぅと思うものもたくさんあります。


その方法とか段階で、できない!とか、やーめた!と離脱してしまう人も多いと思います。


既にあるイメージを刷り込む、既になったと思い込む、決める、覚悟するというスタートから始まって、それを持続させていく。

どれも言葉を換えているだけで同じことを言っていて、段階も同じです。

具体的であればあるほどいいというものもあれば、具体的なことよりゴール設定がだいじだというものなど、少しの差や違いはありますが。


私も、「決める、動く」と提唱しているひとりなので、言っていることはわかるんです。

でも、イメージしようとしてもできないこともありますよね。

できないというのは、そのイメージに100%集中できないという意味で、どうしても、足りないとか解決したいことなど「駄目だと思っていること」や「執着していること」や「困っていること」などが気になって散漫になってしまったり。

そんな人も多いのではないかな、と。


でも、思ったんです。


結局のところ、多くの人が引き寄せたいのは「最高で最強で素敵な自分」-つまり、今の自分とは違う自分だと。


しかし、最高で最強で素敵な自分、仕事で成功している自分、自由で充分な富を築いている自分を想像して何かを始めて、今があるわけですよね。

そう確信し、一点の曇りもなかったから始めたことが、何年たってもそうなっていない。


そしてどんどん、だんだん、意欲も自信も削がれて、流されるように

続けていればいつかきっとと敗北感なのか意地なのか執着なのか、もはや、何を信じているのかさえもわからなくなってくる。


多くの人は、方法・手段に躍起になっているのではないでしょうか。

ましてや、充分なお金だったり、理想の恋人だったり、やりたい仕事だったりと、何かを選ぼうとするからイメージもブレるのではないかと。


選ぶことはだいじです。でも選び方が

お金?いくらほしい?いくら稼いでいる自分?というので、数字を追ってしまう。

理想の恋人?どんな容姿で、どんな仕事をしていて、どんな性格の人?と、条件をつけてしまう。

やりたい仕事?本当にやりたいことってなんだろう?やりたくても能力ないしやったことないし夢の世界だよね?と、制限を設けてしまう。


だからイメージもできない。おまけに変わった自分になったことがないわけだから現実感がない。


親や友人から言われてきたことで自分を決めつけてきたことが原因だとか、執着があるからそうならないとか、ネガティブな感情や定義が邪魔してブロックしているとか


たしかに、そういった側面もあると思います。


でも、それらが理想の自分になることを邪魔しているのなら、なぜ、自分で自分を邪魔するのか?を探るのもだいじではないかと思うのです。


そこには、誰もが産まれた瞬間から抱えている原因があるのではないかと私は思います。


よくよく考えてみてください。


人は、「喪失」を抱えて産まれてくることを。

長い時間を母親の胎内でずっと安心して安全に過ごしてきたのに、母親のお腹からいきなり放り出されるんです。

安心で安全だった母親と、むりやり切り離されるのです。バチン!と、しかも鋏で。


安心と安全の喪失、それが不安。

そうやって誰もが産まれてくるのです。


だから人は産まれた瞬間から実は無いものねだりの生き物で、常に不安を抱え、不満を感じ、消えない喪失感と生きているのだと思うのです。

経験や年齢とともに、それが増えていくのです。増えていくというのは、思い出していく・気がついてくると言った方がいいかもしれません。


そこを考えると、不安も不満も喪失感もない自分を求めて目指していることが、よくわかると思います。

安心と安全と充足感を求めて生きているのだと。

人間も動物の一種ですが、動物であれば特に、年齢や性別に関係なく、誰だって母親と繋がっていたいし愛されていたいのです。


その、不安と不満と喪失感を埋めようと生きているわけです。愛されていれば、愛される自分であれば、そこが埋まると思っているのです。

だって、喪失という「何もない」ところから人生が始まるのだから。

そうやって、誰かや物事など自分以外のことで埋めようとするから、ひとつ手に入っても、また次が欲しくなる。満たされることがないのです。


つまり、引き寄せたいのは、「不安と不満と喪失感のない自分」だということ。

それは、「最高で最強で素敵な自分」


多くの人が引き寄せたいのは、最終的には「物事や誰かではなく自分自身」であり、「何が必要か」とか「何が無駄か」とかでなく、「どんな自分でありたいか」は見えてくると思います。

そこには、数字を追ったり、条件を設定したり、制限をつける前提はありません。

だから叶いやすくなるのです。

数字や条件や制限が道を狭めているのです。

そして、そのひとつでも崩れたら、自分の道は成立しなくなってしまうのです。


最高で最強で素敵な自分を想像してください。

そこが決まれば、あとの具体的なことはついてくる。


誰もが本当に引き寄せたいのは「何か」ではなく「自分」であることに気づいてほしいのです。


ひとりひとりが、最高で最強で素敵な自分をイメージできて、その自分を大好きで愛してあげることができたとき、目の前に続く足元の道がハッキリと見えて、すべてが巡り動き始めます。


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